インターネット上の記事を見ていると、ここに来てLocky(ロッキー)と呼ばれるランサムウェア、いわゆる身代金ウィルスが猛威を振るっているようです。
ランサムウェア(身代金ウィルス)に関してはご存知の方も多いかと思いますが、感染するとパソコン内のデータが暗号化されてしまい、一切開けなくなります。さらにパソコン上にメッセージが表示され、「暗号化されたデータを復号する方法」が示されます。復元する方法と言っても、その内容はビットコインでの支払いを要求されるだけです。(ビットコインの詳細については、こちらをどうぞ→ビットコインとは)
その金額は日本円で4万円程度と以前に聞いたこともあります。(高額すぎず何とか支払ってこの場を凌ごうと考えるような金額という事ですね。)
さらに言えば、仮にビットコインで支払いをしたとしても恐らくそれで終わるだけで、復号はされないでしょうね。つまり詐欺ウィルスです。
何でも日本国内では3月16日頃から大量に報告されているようです。
その手口は、メールです。添付ファイルを開いて感染するケースがほとんどのようです。
今月28日までに国内で40万件以上、全世界では400万件以上が見つかっているとのことです。(単純に日本だけで一割です。)
ちなみにメールの件名には、「invoice」「Payment」などが使われることが多いようです。
これらの感染を防ぐ方法はただ一つ。
不審なメール、添付ファイルは開かないということしかないと思います。
また、定期的にパソコン内のデータのバックアップを外部に取っておくことも重要です。
これらセキュリティに関するお問い合わせも、弊社までお気軽にどうぞ。